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DATE: 2013/06/02(日)   CATEGORY: 美術展レビュー
幸之助と伝統工芸展

5月30日、パナソニック汐留ミュージアムの内覧会に行ってきました。
開館10周年記念「幸之助と伝統工芸展」、今回は中期の展示替えということで開催されました。

まず、この建物に入るのは初めてなのですが、サイトに道案内が写真つきで載っているにも関わらず、入り口になかなか到達できませんでした(汗)
ショールームが下にあるので、どこから入ればいいのかわからなかったんですよね。
そして館内照明にしても、お手洗いにしても、パナソニックの最新技術がふんだんに使われていてさすがだなーと感心してしまいました。

特に、無料のロッカー。普通は100円入れれば後で戻ってくるのが一般的だと思うのですが、ここでは違います。首から提げるIDカードを貸し出され、それをセンサーにかざすと自動的にロッカーが開く仕組みです。なんというハイテク具合。

ここにかざすと……

自動的に開く。


そんな風にいきなり圧倒されたところで、いよいよ開始です。
(ちなみに今回はプレス用のIDカードも貸与されました。ただのブロガーなのに何だかすみません……)


内覧会恒例のギャラリートーク、今まではホールなどでスライドを使っての講義形式だったのですが、ここでは展示室内で立ったまま、実物を見て回りながら行われました。ちょっとびっくり。


今回の展覧会タイトルを見ると、いわゆるセレブのコレクション公開みたいな感じがしますが、松下幸之助の場合はちょっと違います。もともと「ものづくり」の人ということもあり、伝統工芸を作る人たちを支援してきていたのですね。

戦後の混乱期、伝統工芸どころではない時代に困窮した人間国宝たちが、幸之助のところへ援助を求めに来たエピソードを聞き、思わず感嘆の声が漏れました。
彼らに多額の支援金をポンと出してあげたというのもさすがですが、それだけでなく彼らを迎え入れる時の気遣いが素晴らしい。というのも、普段は何の変哲もない貴賓室に、人間国宝が来るからとわざわざ茶室から茶道具を持ち込んで飾ったり、同じく人間国宝の作った鉢を花器にしてテーブルに置いたりなど、もてなし具合が細やかすぎるからです。

その時の写真が展示室内にも貼られています。また、この鉢の実物も展示されています。

↑当時の写真。後ろにあるのが茶道具。テーブルには人間国宝の鉢。(奥にいるのが松下幸之助)

その鉢の実物。清水卯一作。


工芸作品などの展覧会にはあまり足を運んだことがないのですが、こういうエピソードを聞けるとなかなか楽しいですね。

焼き物は詳しくない上に違いがあまりよくわかっていないド素人ですが、萩焼の柔らかな味わいは結構好きです。今回も二点出ています。

展覧会風景。右に映るのが萩焼茶碗。


あと、平田郷陽の人形が出ていたのに感動してしまいました。実物を見るのは初めてでしたので。写真が載せられないのが残念ですが。

お気に入りとしては、関谷四郎の銀打出花瓶を挙げておきます。あまりにも上品なフォルムと絶妙な色合いに思わず惚れ惚れしてしまいました。


滅多に見られない作品ばかりで、良い機会をいただけて大変満足しております。関係者の皆様、本当にありがとうございました。
後期の展示替えでもまた見に行きたくなりました。


ミュージアムショップ風景。


パナソニック汐留ミュージアム(公式サイト)
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