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聖母マリアの少女時代

ダンテ・ガブリエル・ロセッティ「聖母マリアの少女時代」
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1849年、ロンドンのハイド・パーク・コーナーの無料展に、この作品が初めて公開されました。
絵のモデルは、母親と妹であったといいます。写実的な表現は、どこか古めかしく、ルネサンス時代の雰囲気を思い起こさせます。

また、画中にはたくさんの「お約束」が、これでもかと描き込まれています。

茨は、迫害されたキリストがかぶせられた冠。
棕櫚(しゅろ)は、殉教した聖人のシンボル。
さらには十字架と赤い布。
これらはすべて、キリストの受難を表します。

窓の外の鳩。これは三位一体の「父と子と聖霊」の聖霊を示します。

さらには百合。これが、この作品で最も重要なアイテムになります。
百合は純潔のしるし。多くの「受胎告知」でも、マリアが処女懐胎をしたという意味を持たせるため、画中に百合を描いています。

この作品では、少女時代のマリアを表すために描かれています。手にしているのは、恐らく大天使ガブリエルでしょう。くしくも、ロセッティ自身と同じ名の。


なお、この作品には密かに「P.R.B」という文字が書き込まれていました。
これは、当時はまだその意味を明かしていなかった、「ラファエル前派」の頭文字だったのです。その後、ロセッティたちは美術界を改めようと新風を巻き起こすのです。


CGFA
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