レースを編む女

ヨハネス・フェルメール「レースを編む女」
またしても更新の間が空いてしまいました。(汗)
今回は、フェルメールの「レースを編む女」。2月より開始するルーヴル展の目玉作品です。なので、一足早くこちらで紹介してみます。
熱心にレースを編む女性の姿が、映画のワンシーンを切り取ったかのように描かれています。そこにあるのは、レース糸のこすれるかすかな音さえも聞こえてきそうな、静謐さ。
緊張感を与えつつも、相変わらずの柔らかな光の表現によって、温かみすら感じます。
当時のオランダでは、レースを編む女性の勤勉さは「家庭の美徳」という意味を持っていたそうです。
隣の机に置かれた本も、聖書らしいと思われているそうですが・・・
しかしこの絵で真っ先に目を引くのは、そうした教訓めいた要素ではなく、女性が一心に見つめ、軽やかに動いているであろう華奢な指先だけなのです。
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