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DATE: 2006/09/09(土)   CATEGORY: ロマン主義
吹雪―アルプスを越えるハンニバルとその軍勢

ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー
「吹雪―アルプスを越えるハンニバルとその軍勢」


引き続きローマ史ネタより。といっても、今回はカルタゴですが。
ハンニバル戦役、すなわちポエニ戦争といえば、古代西洋史でもっとも有名な戦いの一つです。特に有名なカンネの戦いは、現代の士官学校でも(西洋では)必ず学習するというほどですから。

そしてターナーの絵ですが・・・正直、どこに肝心のハンニバルがいるのかよくわかりません。(汗)
象に乗っているのがそうだというのですが・・・どこですか。
カルタゴというのは今のアフリカに生まれた豊かな国家でした。現代ではちょっと想像しにくいのですが、当時のアフリカは肥沃な大地に恵まれていたのです。
アフリカなので、もちろん象もいます。戦争では「戦車」の代わりに使われておりました。ハンニバルは冬のアルプス越えにも象を連れて行ったのですが、途中で何頭も脱落し、いざ戦闘になると言うことをきかず、一頭も役に立たないまま失われてしまったのでした。何のための象なのか・・・。

ところでこの絵が出展された当時は、ナポレオンに対する皮肉だと受け取られたようです。
発表された1812年というのは、実にナポレオンのロシア遠征の年なんですね。ただ、ハンニバルは冬のアルプスを越えてローマ軍を蹴散らしたものの、ナポレオンはその逆でしたがね・・・。(とはいえハンニバルは最終的に敗北を喫しますが、当時最高の戦術家であったことは間違いないでしょう)

何だか絵そのものの説明が不足しておりますが(一応ターナーの画集を持っているくせに)、決死の思いでアルプスを越える軍に襲い掛かる冬の猛威を感じさせられます。
ちなみにターナーは、初期の絵の方が好みです。

大きい画像はこちら
画像元:Web Gallery of Art
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