DATE: --/--/--(--)   CATEGORY: スポンサー広告
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
page top
DATE: 2007/06/09(土)   CATEGORY: 美術展レビュー
ロシア絵画の真髄

今度は引き続き「ロシア絵画の真髄」展です。
パルマ展はちゃんと予定表に書き込んでいたのですが、ロシア展はチェックし損ねておりまして。上野で看板を見つけ、会期終了までにまた来られるかわからないので、思い切って一緒に回ってきました。
さてこのロシア展、もともと物を知らないということもあるのですが(汗)、まるっきり知らない作品ばかりでした。まあ、そもそもロシア美術のこともよくわかっていないので、良い機会だったと思います。

しかし美術は知らなくても近代ロシア史を少しでも知っているなら、今回の展示作品は非常に痛々しく感じられるのではないかと思います。
作品は主に、王侯貴族の華やかな肖像画と、最下層の貧しい暮らしぶりの二種類に分かれます。その格差があまりにもはっきりしすぎていて、見ていて何だか辛くなってきます。また、風景画も厳しい冬をありありと映し出していて、シベリアの風が吹き抜けます。
ロシアの風土、まさに「荒涼」という言葉がぴったりなラインナップでした。

以下は、その中でも惹かれた作品をいくつかご紹介します。


イヴァン・アイヴァゾフスキー「アイヤ岬の嵐」


イヴァン・アイヴァゾフスキー「月夜」
アイヴァゾフスキーは世界的にも有名な海洋画家であるそうです。海というと自分はなぜかターナーが真っ先に思い浮かぶのですが、印象派の到来を予兆するかのようなターナーの筆致とは違って、丹念に、かつ大胆に描かれた作品だと思います。



オレスト・アダモヴィッチ・キプレンスキー「若い庭師」
今回は全作品を収録した図録を買わず、31点を厳選したブックレットにとどめました。が、そこには載っていなかったのでポストカードで補完したのがこの作品。
なぜかカラヴァッジョを思い出します、これ。妙になまめかしいですよね。(笑)


参照:カラヴァッジョの「アモルの勝利」「バッカス」「聖フランチェスコの法悦」
ただし、画法は新古典主義に近いと思いますが。



ニコライ・ボグダノフ=ベリスキー「教室の入口で」
絵本に出てきそうなワンシーン。教室に入りたくても入れない模様。
ボロボロの服が涙を誘います・・・。


イヴァン・シーシキン「冬」
言わずもがななロシアの風景。


普段見られない近代ロシアの文化に触れるにはちょうど良いかと思います。興味のある方はどうぞお早めに。


Web Gallery of Art
[ TB*0 | CO*0 ] page top

COMMENT

 管理者にだけ表示を許可する

TRACK BACK
TB*URL
copyright © 天球美術館 all rights reserved.powered by FC2ブログ.  template by レトロメカニカ. ページの先頭へ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。