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DATE: 2007/04/07(土)   CATEGORY: 新古典主義
屋根の上で祈る人たち

ジャン・レオン・ジェローム「屋根の上で祈る人たち」
まさにアカデミーらしい作風の画家です。オリエンタリスム絵画の代表的な人物でもあります。
まるで静かな映像を観ているような気分になります。切り取られた瞬間を選ぶ眼は、画家というより写真家に近いのかもしれません。

さて今回は、このジェローム作品を集めてみました。



「祈祷時報係の呼ぶ声」
邦題ではどう呼ばれているのかわからないので、かなり意訳してしまいました。
英題では "A Muezzin Calling from the Top of a Minaret the Faithful to Prayer"
「ミナレット(イスラム寺院の高い塔)の上から祈り人を呼ぶ祈祷時報係」という意味になりますかね。(何と中学生的な訳し方)
この構図がとても良いです。
ムスリムにとって非常に重要な、一日五回の礼拝。となれば、祈祷の時間を知らせる係も重要な役目なのだろうと思います。



「ハレムのプール」
ジェロームの得意な主題がこのハレム。天井から差し込む光が、本来けだるい空間に清新さを与えています。



「ハレムの周遊」
ハレムのご一行様の舟遊び・・・でしょうか。日没の情景と溶け合って、オリエンタリスムの本領発揮です。

さてこのジェローム、いろいろな風俗を描くのが好きらしく、こんなものまであります。


「神に願う日本人」
・・・どこからどう突っ込んでいいのかわかりません。デタラメもここまで来ると、もう笑うしかありませんね。(苦笑)
英題は "A Japanese Imploring a Divinity" です。



「Pollice Verso(指し降ろされた親指)」
剣闘士に対し、観衆が「殺せ」と親指を下げている瞬間です。
実は映画「グラディエーター」が作られたきっかけになった作品。スコット監督はこの絵にインスパイアされたそうです。



「最後の審判の日」
最後はちょっと異色な作品。多くの屍の上に乗った君主より豚一頭の命の方が重い・・・ということでしょうか。解説文がないので詳しくはわからないのですが、とても印象深い作品です。


以上、ジェローム一色な作品紹介でした。
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COMMENT

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ちゅん吉 | URL | 2007/04/07(土) 17:27 [EDIT]
夜明けの静けさの中、コーランの高く低く詠う声が聞こえる素晴らしい作品ですね。

しかし、日本人、笑いました~~

100枚おめでとうございます!!
いつも堪能させていただいております。
アンテナが高性能で!!!

管理人 | URL | 2007/04/07(土) 21:47 [EDIT]
いやホント、あの日本人はありえないだろう~と笑えますね。しかも何か、忍者っぽい気が。(笑)

画像数は100枚を超えましたが、作品数はまだ100に行っていないと思います。同じ絵をサイズ変えてアップしたりもしているので。
とはいえ、一つの節目ではありますね。ちなみに作品紹介記事は、これで30回目になりました。いつもお越しいただき、ありがとうございます! 励みになっております!

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