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死の島

アルノルト・ベックリン「死の島」
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ベックリンはスイス出身の象徴主義の画家。当時は印象派が大活躍の時代でありましたが、まったく逆の方向を目指したのが象徴主義です。

この「死の島」は、白い棺を乗せた小船が孤島を目指して進んでゆく様を描いたもの。不気味でありながら、観る者の目を引きつける作品であります。
「死の島」は5つのバージョンがあり、上はベルリン美術館版。
次はバーゼル美術館版です。


(大きい画像はこちら

いっそうおどろおどろしいことになっています。
まさに「死の島」。そのまま連れて行かれそうです。

なお、バーゼルには「生の島」(「至福の島」とも訳される)という絵も所蔵されております。


生の歓びというよりは、どこか退廃的な香りが漂う作品です。
どうにもベックリンという画家は、ペシミストではなかったかと思えてなりません。(苦笑)

なお、「死の島」に触発されて、ラフマニノフが同題の交響詩を作曲しております。MIDI音源を探したのですが、残念ながら見つかりませんでした。
しかしラフマニノフ本人は、実際の絵を観たことがなく、白黒写真で見た時点でインスピレーションを受け、作曲したのだそうです。後で実物を観てから、実際に観ていたらあの曲は作らなかっただろうと言っていたとか。よほど衝撃だったんでしょうか。

是非とも実物を観てみたい作品です。写真では怖さも半減すると思うので。(苦笑)


Wikimedia Commons
CGFA
バーゼル美術館(Eng./Dutch)
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COMMENT

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ちゅん吉 | URL | 2006/12/09(土) 16:39 [EDIT]
死の島、モンテ・クリスト伯を思いおこしました。上の作品の方が好みです。
波と風の音が聞こえるようで。
生の島、何だか上に比べると安めな感じが・・・

管理人 | URL | 2006/12/10(日) 14:41 [EDIT]
色合いとしては、私も上の方が好みです。でも実は下のバーゼル版しか今まで観たことなくて、暗い絵だな~くらいにしか思っていなかったんですよ。このたび、ベルリン版の存在を知り、紹介してみたくなった次第です。

この画家にとって、死よりも生の方が安っぽく感じられたのかもしれませんね・・・。自画像に死神を取り憑かせたり、何かと死に憧れているような気がしてなりません。(汗)
http://commons.wikimedia.org/wiki/Image:Arnold_Boecklin-fiedelnder_Tod.jpg

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● ベックリンの「死の島」と髑髏
無精庵徒然草 2007/12/01(土) 22:18
 WBCでメキシコがアメリカに勝ってくれたおかげで、日本が準決勝進出! 誤審か確  [続きを読む]
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