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DATE: 2006/11/12(日)   CATEGORY: バロック
絵画芸術の寓意

ヨハネス・フェルメール「絵画芸術の寓意」(画家のアトリエ)
大きい画像はこちら

フェルメールの代表作とも言えるでしょう。完成した絵を手元に置かない画家が、亡くなる時にも所有していた作品です。死後も夫人が手放さずに残していたことから、相当に思い入れのあった作品なのだと思われます。

ここでは絵のモデルの女性と、彼女を描くフェルメール自身が描かれています。女性は月桂冠をかぶり、書物とラッパを持っています。これらのアトリビュート(画中人物が誰かを示す持ち物)から、歴史の女神クレイオーだと言われております。とはいえ、クレイオーは歴史を叙述する女神であるため、一方で「絵画」そのものの擬人像であるともされています。

壁には正確なネーデルラント17州の地図がかけられ、シャンデリアにはハプスブルク家の紋章を思わせる双頭の鷲がついています。
様々なアイテムが描き込まれ、机の上も雑然としているようなのに、全体を覆うのはどこか整然とした静謐さ。まさに見事な完成度と言えるでしょう。

また、前回のベラスケスも同じように「絵を描く自分自身」を描いておりましたが、あちらは顔を正面に向けているのに対し、こちらは完全に後姿を見せています。素顔を見せない画家の姿が、いっそう作品に神秘性をもたらしているようにも思えます。

画像元:Web Gallery of Art
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COMMENT

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● おお、フェルメール!!
ちゅん吉 | URL | 2006/11/12(日) 20:36 [EDIT]
この絵って光の加減が不思議で。
カーテンの向こうに見える明るい窓の向こうに何もないところが。眩いのかなぁ?
重く明るく、謎めいて素敵な絵です。

管理人 | URL | 2006/11/14(火) 00:50 [EDIT]
今回は2枚目となるフェルメールでした。一応、絵を描く画家の絵つながりということで・・・
暖かな光がいっそう神秘性を増しますよね。
あのカーテンは間仕切りなのでしょうか? 陰に隠れている左側面の壁に窓があるのかとも思うのですが・・・
カーテンをちょっと持ち上げて、覗き見しているような気がしてどきりとします。(笑)

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