DATE: --/--/--(--)   CATEGORY: スポンサー広告
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
page top
DATE: 2017/07/17(月)   CATEGORY: 美術展レビュー
レオナルド×ミケランジェロ展

先日、7月11日に三菱一号館美術館で開催中のレオナルド×ミケランジェロ展の内覧会に行ってまいりましたので、そのレポートを遅ればせながら上げさせていただきます。

レオナルド・ダ・ヴィンチとミケランジェロ・ブオナローティ。イタリア・ルネサンスの巨匠でありライバルであった二人を対比させるという、珍しい企画です。出展されているのは主に素描などの小品ですが、かなりの金額がかかっているのではないでしょうか(汗)

まずは両名の肖像画から。

つづきを表示
スポンサーサイト
[ TB*0 | CO*0 ] page top
DATE: 2015/11/23(月)   CATEGORY: 美術展レビュー
プラド美術館展

遅ればせながら、三菱一号館美術館で開催中の「プラド美術館展」内覧会に参加いたしましたので、レポートいたします。

今回のメインとなるのは「キャビネット・ペインティング」すなわち収集室向けの小型絵画です。
内覧会では人がまばらなのでじっくり見られるので良いのですが、人ごみの中だとほとんど見えないのではないかと思います……。良作揃いなので、できれば人の少ない時間帯を狙って行かれるのが良いかと。

その中でも非常に気に入ったのがこの作品。


ファン・バン・デル・アメン「スモモとサワーチェリーの載った皿」(左)

見るからに硬そうな質感で、果物というより食品サンプルのような光沢。
しかしそれが目を引きつけて離しません。
本当はこれのポストカードが欲しかったのですが、なぜかありませんでした。公式サイトでも紹介しているのに……。その代わり、ミニキャンバス画は売られていたので、こちらを購入してきました。(内覧会の時はショップが閉まっていたため、後日再訪しました)


そしてこちら。

バルトロメ・エステバン・ムリーリョ「ロザリオの聖母」

ムリーリョと言えば聖母。特に「無原罪の御宿り」が有名ですが、こちらの聖母もムリーリョらしい柔らかな筆致で描かれています。しかしこちらもポストカードがない……! というか、この絵を使ったグッズがない!!
公式サイトで紹介しているくらいなんですから、せめてポストカードくらい作ってくださいよ!(涙)


こちらは解説してくださった館長とツーショット。



フランシスコ・デ・ゴヤ「目隠し鬼」
以前に紹介したことのある「藁人形遊び」に雰囲気が似ています。そういえばこちらもタピストリー用のカルトンだった……
一見のどかな遊びのようですが、どこか凶器をはらんでいるようにも見えます。目が笑っていないせいなのか……(困惑)



会場には撮影OKなコーナーも設けられていました。記念にいかが?


プラド美術館展は2016年1月31日まで開催中です。お見逃しなく!
公式サイト

※掲載写真は主催者の許可を得て特別に撮影させていただいたものです。
[ TB*0 | CO*1 ] page top
DATE: 2015/08/29(土)   CATEGORY: 印象主義
もうひとつの輝き 最後の印象派 1900-20’s paris
9月5日から、損保ジャパン日本興亜美術館にて「もうひとつの輝き 最後の印象派 1900-20’s paris」が開催されるそうです。

印象派と言えばモネやルノワールなどの印象派、ゴッホやゴーギャンなどの後期印象派のイメージしかありませんが……ここであげられている「最後の印象派」はさらに時代を下った20世紀の画家たちの作品です。
20世紀に入るとキュビズムやフォービズムなどの前衛芸術が盛んになり、印象派のような技法からは大きくかけ離れてゆきます。
そんな中、印象派の最後の輝きを放った作品たちが今回、新宿に集います。

「もうひとつの輝き 最後の印象派 1900-20’s paris」
会期:2015年9月5日(土)~11月8日(日)
会場:東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館
公式サイトはこちら

自分は以前に東京ステーションギャラリーで見て非常に気に入ったエミール・クラウスが来るのがとても楽しみです。以前に書いた記事はこちら

最近、ちょっと展覧会に行っていなかったので、久々に観に行きたいなと思います。
[ TB*0 | CO*0 ] page top
DATE: 2014/11/03(月)   CATEGORY: 美術展レビュー
ボストン美術館 ミレー展 傑作の数々と画家の真実
三菱一号館美術館で開催中の「ミレー展」内覧会に行ってまいりました。



ミレーと言えば「農民画家」などと称されることが多いと思います。これは「農民を描いた画家」という意味では正しいのですが、ミレー自身が農民だったという意味では少々そぐわないようです。
もともとミレーの家は裕福な農家だったそうですが、本人が農作業の手伝いなどをしていたのは絵の修行に出るまでの期間だけだったそう。
それでも、その生い立ちが農民に焦点を当てるきっかけになったようにも思いますが。そんな経験を生かした作品が、かの「晩鐘」だそうです。


参照:「晩鐘」
※今回は出品されておりません。先日レポートしたオルセー美術館展に出ておりました。

夕方、農作業の手を止めて祈りを捧げる夫婦の姿が描かれています。
実際には自分の幼少時、農作業中に鐘の音が聞こえると帽子を取ってお祈りをしていた祖母を思い出して描いたのだそうです。たとえ短い間でも、自ら農作業を手伝っていなければ、この名作は生まれなかったでしょうね。
[ TB*0 | CO*0 ] page top
DATE: 2014/10/13(月)   CATEGORY: 美術展レビュー
オルセー美術館展 印象派の誕生 ―描くことの自由―
国立新美術館で開催中のオルセー展に行ってきました。
今回の目玉は何といってもこちら。


エドゥアール・マネ「笛を吹く少年」
大きい画像はこちら

世界で最も有名な少年などと言われる通り、教科書などで誰でも一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
当時としては珍しく、背景を無地にすることで、いっそう存在感が増し、また世界から切り離されたかのような不思議な感覚を与えます。
この背景の手法は日本の浮世絵の影響があると言われています。


クロード・モネ「草上の昼食」
※オンライン上で使用できる画像が見つからなかったので、オルセー美術館の公式サイトをご参照ください。

このタイトルを聞いて思い浮かべるのは、マネの「草上の昼食」。
現実的なピクニックの場面に裸婦が描かれているため、不道徳だのと当時大変な騒ぎになった作品です。

参照:マネの「草上の昼食」↓


一方、モネの方は特に変わったところはない……かと思いきや。
展示されているのは、ちぐはぐなサイズの2枚。
本来は6mほどもあった大作だったのが、ザックリ切られているのです。
切断したのはモネ本人。まだ無名の貧乏な時代に描かれ、中には妻カミーユの姿もあります。
本人自ら、大変に愛着のある作品だと言っていたのですが、傷みがひどかったため、腐食した部分は切り離さざるを得なかったそうです。
室内で描かれたマネの作品と並べると、モネの方は戸外で描かれたことがはっきりとわかります。
風が葉を揺らし、地上に映る光と影がゆらめく様子まで伝わってきそうです。すでにこのころから印象派は生まれようとしていたのでしょうね。

オルセー展は10月20日まで開催中です。

展覧会公式サイト
Musée d'Orsay
CGFA A Virtual Art Museum
[ TB*0 | CO*0 ] page top
DATE: 2014/07/27(日)   CATEGORY: 印象主義
ラ・ジャポネーズ
今回は、先日行ってきた世田谷美術館で開催中の「ボストン美術館展」目玉作品のご紹介です。


クロード・モネ「ラ・ジャポネーズ」
自邸に日本風の庭園を造ってしまうくらいに日本趣味なモネの、タイトルからして直球すぎる作品。
モデルは妻のカミーユですが、彼女の本来の髪は黒色。あえて金髪にすることで、和洋の違いを明確にさせています。また、手に持つセンスも赤・白・青のトリコロールのグラデーションとなっているのも、さりげない演出ですね。

ちなみにこちらの作品は、9年前に描かれた「緑衣の女」と対になっております。
「ラ・ジャポネーズ」をX線で調査したところ、あえて同じ大きさにそろえるために、キャンバスを継ぎ足した跡が見えるそうです。


「緑衣の女」

「緑衣の女」は落ち着いた雰囲気で、どことなく物憂げにも見えますが、一方の「ラ・ジャポネーズ」では鮮やかな色と華やかな笑顔が目を引きます。髪の色を黒と金に分けたのも、その違いを強調させるためだったのだろうと思います。

実物を観てまいりましたが、思った以上に大きくて、鮮やかな画布が視界いっぱいに広がります。第2回印象派展にて唯一高値で売れただけのことはあると思います。

ボストン美術館展、世田谷での公開は2014年9月15日まで。
修復後、世界初公開となりますのでお見逃しのないように。
[ TB*0 | CO*0 ] page top
DATE: 2014/07/06(日)   CATEGORY: 美術展レビュー
冷たい炎の画家 ヴァロットン展

先日、三菱一号館美術館で開催中の「ヴァロットン展」内覧会に行ってまいりました。
フェリックス・ヴァロットン。日本ではまだあまり知られておらず、自分も以前に三菱一号館名品選で初めて知った画家でした。(名品選の記事はこちら
その時に観た版画のシリーズがとても面白く、ヴァロットン展の予告を聞いて楽しみにしていたのでした。またも内覧会でじっくり鑑賞させていただき、感謝しております。

まずはこちら。ポスターにも使われている目玉作品。(クリックで拡大)

「ボール」

簡素なタイトルとすっきりした画面。しかし解説していただいた通り、「どこか不安を感じさせる」作品です。
それは、この構図のせいかもしれません。前景の少女は俯瞰(鳥瞰)で、後景の人物と背景は水平方向から描かれています。有名なセザンヌのオレンジのように、異なる視点が一つの画布に収まることで、「バランスの崩れた調和」が脳内に違和感を覚えさせるのかもしれません。
ちなみに解説時には出てきませんでしたが、自分はこの絵を見て、デ・キリコの「街角の神秘と憂鬱」(通りの神秘と憂愁などとも)を思い出しました。


ジョルジョ・デ・キリコ「街角の神秘と憂鬱」
(作品の著作権が切れていないため、画像はAmazonより画集の表紙を使用させていただいております)

ただし、制作年は「ボール」の方が15年も早いので、もしかしたらデ・キリコが影響を受けているのかもしれませんね。シュルレアリスムに多大な影響を与えたデ・キリコも好きなので、だからこそそれに似た雰囲気を感じるヴァロットンにも惹かれたのかもしれません。

作品が小さくてこちらには載せられませんが、版画は陰鬱なテーマを扱っていても、どこかコミカルに見えてしまいます。
絵柄が可愛らしくて漫画(イラスト)っぽい感じがするせいでしょうか。
デューラーのような精緻な版画も好きですが、こういう味のある作品もかなり好きです。
[ TB*0 | CO*0 ] page top
copyright © 天球美術館 all rights reserved.powered by FC2ブログ.  template by レトロメカニカ. ページの先頭へ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。